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人は過小評価してしまう

管理栄養士の大嶋浩俊です。

横浜を拠点に病院・施設での栄養管理のお手伝いや、個人的にも栄養・食事サポートをさせて頂いています。先日2020年日本人の食事摂取基準の研修会の内容で、
過食や少食に関しての申告に対して、20%近く過小評価されているということがある。というデータが出ておりました。

それを目の当たりにすることが先日おこりました。

ご夫婦で180kgあるお二人の栄養指導を行いました。

180kgの内訳は

奥様90kg 旦那様90kgです。

食事記録を見ても、
奥様は朝食べない、昼社食、夜は普通の食事
旦那様は朝はパンだけ、昼は外食、夜は帰ってくるのが遅く、23時から0時くらいと、こちらは生活習慣がネックでもあります。

食事記録はあくまで2日間の内容でしたが、記録を見た感じ、この内容でしたら、そこまで太るような食事じゃないです。

というと、あれよあれよと、間食を摂っています。寝る前に食べてしまいます。夜のしっかり食べていて、お酒ものんでいます・・・・と要因がたくさん出てきました。

あれをダメこれをダメといっても、人はやらないので、まずは食事の基本についてお話しし、なぜ肥満になっていったのかを話し、お二人のできることを提案しました。

多くの方は、検査値の重みをわからないできます。

数値も高いのに、自分ではなにも感じないからです。
知らぬ間に血圧が高かった、知らぬ間に血糖値が高かったなど、1年で少しずつ太っていくので、変化は体重くらいで、体の中の変化には気づかないのです。

食事記録をみて、検査値をみて、今の状況をみると、
この食事ではこの検査値にはならないです。
この食事では太ることはないです。

とすぐにわかってしまうので、そこから色々引き出しを開けさせてもらうと、辻褄があうようになります。

自分が思っている以上に、食事記録は曖昧なものです。
記録も大事ですが、自分の体の変化にたいして、自分と向き合うことが非常に大事だと思います。

ありがとうございました。

トップの写真は我が家の昨日の夕食です。

インスタもやっているのでよかったらみてください。

 

https://www.instagram.com/oshimahirotoshi/

 

 

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